幼稚園の窓「こんにちは!」

工作名人

2021.10.25

♯ 工作名人

ある日のわかばカフェで「ぼくは、絵を描いたり工作するのがとっても好き。」「今度つくったものを見せてね。」と約束していたはやちゃんが、今日すてきな作品を見せに来てくれました。一枚の絵は「ベジータ」二つの工作は「くわがたむし」と「ぶらんこ」。幼稚園での遊びの時間に作ったものです。平面の紙から立体のものをつくる創造に加えてあちらこちらに工夫があります。そしてその作品からははやちゃんの喜びが溢れています。「はやちゃん、楽しい作品をみせてくれてありがとう。」みんなにも見てもらおうと早速ロッカーに飾りました。

# 魔女

真っ青に晴れ渡ったハロウインパーティーの日、今日は朝から冷たい雨が降っています。

幼稚園のお知らせでもご覧いただいたように、ごっこ遊びが大好きな子どもたちに「ハロウインパーティー」は打ってつけの楽しみです。ですが、皆様のご協力なくしては実現できません。中にはスモックの下に隠していた年少さんもいましたが、衣装が楽しみを倍増してくれます。

私は、白雪姫に登場する魔女に扮して、庭に実ったカリンと若葉第三幼稚園に実った姫リンゴを籠に入れて目深にマントを羽織って歩き回りました。「リンゴをどうぞ!」年少さんや年中さんは「いらないです!」。年長さんは「ちょっとたべてみたいです」・・・。だんだん魔女の気持ちになって声色を変えて、功を奏して年長さんには「本物のまじょかと思った」と言われてしまい、本気になる楽しさを味わいました。そして魔女のリンゴがどんなものかが年長さんの関心事になりました。

「えんちょうせんせい、毒リンゴは?どこにあるの」

そこで翌日のわかばカフェで3人の子どもたちと一緒にリンゴをむいて食べることにしました。「これ毒リンゴ?」食べたリンゴの美味しいこと「毒リンゴをたべたけど、ママには内緒にしておく」と、心配をかけたくないママを案じる優しい子。アニメの世界やお話の世界に飛び込んだ一日が子どもたちの夢を育んでくれる思い出になったなら嬉しいです。「さぁ、来年はなにの物語のなにに扮してみんなを驚かせようかな?」いまからワクワク・・・。

12月のメモリーフェスティバルに向けて、子どもたちは劇やオペレッタやダンスに取り組んでいますが、ハロウインの衣装に触発されて演じる子どもたちの衣装作りに力が入り拍車がかかっています。

 

 

♯ カマキリ君

幼稚園の二つの虫かごにそれぞれ一匹のカマキリ君がいます。難しいことに餌に困っています。カマキリ君はゼリーや乾燥エサや草では生きられません。生きた昆虫を餌にしています。「どうしようか?」「逃がそうか?」・・・。その問いかけに子どもたちは逃がすどころか、コオロギを見つけて虫かごに入れました。一週間たった今も二匹のカマキリ君は元気に生きています。弱肉強食の厳しい世界は容赦ないですが、色々な経験を積んで「自然の摂理」を学んでいく過程をゆっくり歩んでいってほしいと思います。(かまぼこや肉類で代用できると知りほっとしています。)こんなにかわいいお顔をしているのですが、威嚇するポーズは虫とは思えないほどに怖いです。