わたしの手品
子どもたちとなにか楽しいことがしたいと思っていたところ、
テーブル手品を見せていただく機会がありました。そこで、
わたしもあんなことができたら・・・子どもたちびっくりするだろうな・・・・。
簡単な手品を教えていただくことになりました。
ご指導いただいた方は、なんと・・・
岐阜出身のマジシャンで有名なマリックさんと伊奈波小学校・中学校で
ずっとご一緒だった、
そして小学校時代から同年齢のマリックさんに憧れ一緒に手品をやることが楽しくて仕方がなかったそうです。
当時を振り返って「マリックさんは小さい頃からすごかった、自分で手品を編み出して
それに必要な道具をたくさん作っていましたよ。」
覚えや手際も芳しくない私ですが、なんとなく子どもたちの前なら「やれそう・・」と、
種があるとはいえそう簡単なものではありません。
躊躇する気持ちと見せたい気持ちを「エイッ!」と自分の背中を押し、
丁度ハグモーに遊びに来ていたありす組のみなさんに
初めての手品を披露してみました。
自信がない分緊張して思うようにはできませんでしたが、
一つ目は何となく成功?
さぁ おまじないをかけて10円玉をスマホにえぃっ!と掛け声をかけると・・・なんとスマホの中に10円玉が入った・・
きょとんとしていましたが、これもまずまず・・・・
最後の手品に「さぁ、きえましたよ、どこにもありません!」と大見得を切ったところ
目ざといほだか君が、「えんちょうせんせい、したにおちた・・・」(机の下が丸見えで環境が悪かった)
笑いの渦になりました・・・。最後まで見てくれたこころやさしいありす組のみなさん「ありがとう」。
「えんちょうせんせいはふしぎ!」と、驚かせられたならと思ったのが発端でしたが、
そう簡単にはいきませんでした。ですが、
子どもたちの新しいことに挑戦するときの「できるかな?」のナイーブな気持ちと
発表するときの「しんぱい」な気持ちがちょっとわかったような気がしました。
みんなの前でやるには大きな勇気がいります。
そしてそれを補えるのはやはり「繰り返しの練習と努力」、そしてそこから生まれる「自信」につきると思いました。