幼稚園からのお知らせ

空気の不思議(年長組)

2022.01.12

1月11日(火)

年長組のこどもたちが『学研サイエンスタイム』で科学の体験をしました。2022年新しい年になって幼稚園で初めてのどきどきわくわく。さあ、きゅりっとくんと一緒に科学の世界へ行ってみよう。

先生がまず初めに見せてくれたのは、丸い穴が開いた箱。

中を覗いてみましたが何にも入っていないみたい。

先生が箱の側面をポンッと叩くと ・・・「なにかが出てきた!」「体を押されたよ。」「目には見えないけど、風みたいだったよ。」

驚いたり、不思議に思ったり、色々な顔が見られました。「おー、ぼくのズボンが動いたよ。」

「箱をポンと叩いてできたのはなんだか分かる?」の問いに「空気だよ!」と教えてくれた子がいました。

空気の不思議をみんなで考えてみたよ。箱をポンとたたいた時に出てくる空気の形はどんなかな?

「うーん、どれだろう?」 「ぼくはまるだと思う。」 「ドーナツの形かも!」

みんなの予想はどうかというと・・・

①丸い形

②細長い形

③ドーナツの形

④クロワッサンの形    あきこ先生が元気いっぱい手を上げていました。

どんな形かみんなで予想をした後は、実際に見てみよう!

目に見えない空気を見えるよう先生が魔法をかけてくれたよ。

少し見づらいですがどんな形の空気が出てきたか分かったかな?

箱の中の空気だけでなく周りの空気も巻き込んで、輪っかになるんだって。不思議だね。

 

次に出てきたのは、長い長い風船。 「みんなだったらどうやって風船に空気を入れる?」

「小さい風船だったら、ふうっと吹いて入れるよ。」「ひらひらさせて入れる」「空気入れを使うよ。」「さっきの穴の開いた箱で入れる。」こどもたちから色々な意見が出てきましたよ。

先生が持ってきたのはうちわ。ここでまた問題がありましたよ。

「風船の口の近くでうちわを仰ぐか、遠くで仰ぐかどちらが早く空気が入るでしょうか?」

またまたみんながどっちかなと考えて予想しました。ほとんどのおともだちが風船の入り口から近い所の方が速く空気が入るよと予想していました。

予想したら、実際にやってみよう!

クラス代表の二人のおともだちがうちわを必死にパタパタしています。

どの子もうちわで仰ぐのに慣れています。そういえば、籾摺りをして籾殻を飛ばすのにうちわを使ったね。

「がんばって!」応援するおともだちも力が入ります。

空気満タンになってにっこり笑顔。

こちらは「やったー!」と飛び上がって喜ぶおともだち。

こんなにも膨らんでながーくなったよ!!すごいね!風船の入り口から少し離れたところから仰ぐと周りの空気を巻き込みやすくなるため速く空気が入ることがわかったね。

目では見えない空気もこうすれば中に入っているってわかるね。みんなで触って感触を確かめてみたよ。「ふわふわするね。」この長い風船を使って『風船送りゲーム』をみんなで楽しみました。手をいっぱいに伸ばして後ろへ後ろへどんどん送っていきました。

おっとっとっと!思うようにまっすぐいかないね。

 

ぴよよよーん!こちらは高く跳ね上がったよ!

前に送って送って!あともう一息!

先生からの問題です。「穴の開いた箱に紙コップをのせて、箱の側面をポンっと叩くと紙コップはどうなるかな?これくらいは飛ぶかな?」

またまたみんな考えます。「ぼくはこれくらいだと思うよ。」と手で飛ぶ高さを示してくれる子や、ジャンプして「ぼくよりもっと高く飛ぶよ。」という子もいましたよ。

私の予想をはるかに超えて高く飛びました。思いっきりフレームアウトしています。先生の視線まで飛んでいます。

「箱を6個積んで、穴に紙コップを差し込んだよ。箱の上を叩くと紙コップはどうなるかな?」

「全部飛ぶよ。」「全部は無理かも、3個ぐらいは飛ぶよ。」などと予想しました。

真剣な眼差しの子どもたち。

みんなの頭も体もフル回転。『考える』ことは楽しいね。『実験』するのっておもしろいね。

「空気って不思議だね!」を体いっぱいに感じたね。

不思議・発見って本当わくわくどきどきするね!