年長お茶会
6月6日 梅雨に入り、紫陽花の花がきれいに咲いているのがあちらこちらに見られます。ちゅうりっぷ組のはるくんがおうちからもってきてくれた紫陽花を花瓶に活けてくれました。
日本の伝統文化である茶道。日比野宗悠先生にご指導いただきました。
「まずはお辞儀の仕方から。手を前に出して指はピンと揃えてね。お膝の前の赤い毛氈にその手をついてお辞儀しますよ。」
「よくできましたね!」にこにこ笑顔いっぱいで日比野先生が褒めてくださいました。
先生が飾ってくださったこの季節の茶花もとっても素敵です。四季のお花を楽しむのも日本ならではですね。
着物のお姉さんがお運びしてくださいました。
とても丁寧にお辞儀ができました。「ありがとうございます」の感謝の気持ちが伝わってきますね。
「お菓子頂戴します。」のご挨拶をしてから、かわいらしいミニサイズのお花見だんごをいただきました。
おだんごおいしいね!懐紙を受け皿にしていただきました。こどもたちのおいしいお顔をどうぞご覧ください。
お菓子をいただいた後は、自分でお抹茶を点ててみましたよ。茶筅でしゃかしゃかしゃか。
先生の分のお抹茶は日比野先生のお弟子さんが点ててくださいます。
「お点前頂戴いたします。」
自分で点てたお抹茶のお味はどうですか?
こどもたちは「おいしい!」と言ってあっという間に飲み干す子もいれば、「苦い!」「うーん…」となかなか進まない子もいましたが、少しずつ口にするにつれ、「始めは無理だったけど、なんかだんだんおいしくなってきた!」と話す子もいました。
お茶会をした後で感想を話したり、日比野先生に質問をしたりしました。
「はい!」「はい!」と元気よくこどもたちの手が挙がりました。
「おだんごもお抹茶もとてもおいしかったです。」
「どうしてお菓子を先にいただくのですか?」・・・「お菓子を食べてお口の中が甘くなった後に、お抹茶をいただくとすっきりするからですよ。」
「どうして大きな傘があるのですか?」・・・「野点傘といって、外は暑くてまぶしいので日よけのために使うのと、それにおしゃれでしょ!」
「どうやってお抹茶はできているのですか?」・・・「みんなの背より小さなお茶の木の葉っぱからできていますよ。お茶の葉を乾かして粉にするんですよ。」
などなど子どもたちからのいろいろな疑問に一つ一つ日比野先生が丁寧に答えてくださいました。
「先生、お茶会とってもたのしかったよ。ありがとう!」と笑顔いっぱいで日比野先生にタッチしていたね。
日本文化というととても敷居が高く堅苦しいイメージがありましたが、日比野先生の明るくチャーミングなお人柄でこどもたちに楽しく茶道を教えてくださいました。
日比野先生はじめお弟子さんのみなさんどうもありがとうございました。
こどもたちのおいしい顔、楽しい顔、真剣な顔をたくさん見ることができうれしかったです。
どの子も満足感いっぱいのあじさい茶会でした。
日比野先生がいつもお元気な秘訣はお抹茶のカテキンパワーだそうです。
みなさもお家でお抹茶点ててみませんか?