ようちえんのまど「こんにちは!」園長通信

5月にさよなら

2021.05.31

さなぎが羽化して第一号のアゲハチョウが生まれました。よりにもよってノーカバンデーの子どもたちの少ない日を選びました。

毎日、毎日覗いてくれる子どもたちがさぞかし残念な気持ちになると思いましたが、虫かごはいかにも小さく可哀そうです。そこでかごから出してあげることになりました。その旅立ちに立ち会ったみんなは、さなぎから生まれたアゲハチョウの美しさにテンションマックス。

その時の様子ですが、かごから出してもすぐには飛び立たず、手のひらで震えながらじっとしていました。「がんばれ、がんばれ」と子どもたちが一生懸命に応援してくれました。

それから小一時間、羽が乾いて、飛び立つ自信ができやっとみんなの「がんばれ」を応援にして、アゲハチョウは美しい羽根を広げて飛んでいきました。

アゲハチョウにも個人差?があってすぐに飛び立っていく「ちょう」となかなか飛び立たない「ちょう」がいるそうです。

思えば子どもたちの姿によく似ています。4月歩き始めた年少さんも、幼稚園の生活にすぐ慣れていく子もいれば、石橋をたたきながらゆっくり歩き始めた子もいます。

「マイペースの姿」を見守りながら子どもたちの気持ちに寄り添って、納得のいくまで待つことも大事だと「ちょう」が示してくれました。

昆虫の中にも形を変えず、大きくなって成虫になる虫もいますが、「ちょう」のように形やからだのしくみを変え、親になる虫もいます。そしてさなぎになってもそのまま死んでしまうものもたくさんいるそうです。なんだかジーンとなってきます。

 

今日は、「えんちょうせんせい、たまねぎの畑でかえるをみつけたよ。」と二匹のアマガエルがかごの中で元気に飛び跳ねています。

以前は、「自分が見つけた!」と譲らず独り占めにしていました。

今では、みんなが見られるようにと虫かごに入れてくれます。

虫を育てながら、「やさしいきもち」を学んでいる子どもたちです。

 

※「なにをたべるのだろう」と、図鑑で調べる子どもたち

やさしいを見つけました。

ふうかちゃんのくつしたを履かせてあげて、マスクもきちんと耳にかけてあげていた一年大きいゆうりちゃんの姿を見つけましたよ。可愛いね!そして「ありがとう」。

やってもらって嬉しかったふうかちゃん、今度は困っている子を助けてあげられる優しい気持ちを育てていくのでしょう。育ち合う子どもたちの姿は微笑ましく、大事にしたいと思います。(二人は姉妹ではありません。脱いだくつ下を、そばにいたゆうりちゃんに差出し、自然にはかせてあげていたところを見つけました。その姿があまりに自然で!しました)

 

 月も今日で終わりです。色々な経験をして過ごしてきましたね。

豊かな体験が心も体も大きくしてくれます。

 

 

「おやおや、倉庫に大きな発砲スチロールがた~くさん集められていますよ。箱の外にはお魚の名前が。そうです、幼稚園の近くにお魚のおいしいお店があります。「うおかず」さんっていうんですが、そこでたくさんいただいてきましたよ。

何が始まるのかな?たのしみ、たのしみ・・・・です。」

来月につなぐよろこび。